Breeze in Savanna

井上胃腸内科クリニック

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サファリ日記 2001年8月18日〜8月25日
8/18〜19 8/20 8/21 8/22 8/23 8/24 8/25

今日はアフリカに向けて出発の日。
午後1時に自宅を出発。
4時半にツアーメンバー9人(2人はアラブ首長国連邦のドバイで合流)が全員集合し、定刻に成田空港を出発した。
ツアーメンバーのうち9人がアフリカが初めて人、2人がリピーターだ。
バンコク、ドバイでの約3時間ずつのトランジット、そして約18時間の搭乗の後、
19日12時10分、飛行機は定刻にケニア、ナイロビ国際空港に到着した。
それにしてもアフリカは遠い。
長い旅にも関わらず皆さん元気で一安心。
空港で、添乗員の早川千晶さん(ナイロビ在住)と合流し、現地手配をしてくれている
DO DO WORLDのスタッフとあわただしく日程の打合せの後、4台の車でナクル湖国立公園に向って出発した。
途中、大地の割れ目・大地溝帯で記念撮影をして、午後4時にナクル湖国立公園のゲートに到着した。
ナクル湖国立公園はナイロビから約2時間半。
道はよく、ここは初日に訪れるケニアの入門編としては最適な所だ。
ロッジにチェックインをしてからサファリの予定であったが、ドライバーの意見で、いきなりサファリということになった。
ここの魅力は何と言ってもフラミンゴ。
年によって数がずいぶん違うが、今年は比較的多く一安心。
ソーダの湖岸を車で進み、車が行ける限界のところで降りて、あとは徒歩で近づく。
さかんに餌をついばんでいる群れは、時々飛立って移動していく。
群れが飛び交うシーンにみな大喜び。
雲の切れ間から太陽が顔を出すと、夕方の斜光線に照らされたフラミンゴのピンクが輝き、美しかった。

その後、湖周辺でウォーターバック、インパラ、シアウマ、バファロー、ヒヒなどを見る。
ありきたりの動物でも、初めての人が多いので興奮してシャッターを押しまくっていて、車はなかなか進んでいかない。
しばらく行くとライオンを発見。10頭もいる!
ナクルでこんなにたくさんのライオンを見たのは僕も初めてだ。
すぐに無線で皆を呼ぶがなかなか来ない。
ツアーメンバーの車はシロサイを見つけ、夢中で撮影しているためだった。
僕も頭の中には「日没とサイ」と思っていたので、皆の所に戻ることにした。
サイは1頭だけであったが、ゆっくりと移動している。
そろそろ日没が近いので、今日の日没の様子が気にかかり始めた。
日没が見れるだろうか、雲に隠れてしまうだろうか?ちょっと心配していたその時、突然風が吹き始めた。
その風に乗って湖岸で休んでいたペリカンの大群が一気に舞い上がり、空中で一塊になったあと、一列になって数十メートルのウェーブを作りながら飛んできた。
逆光に輝きながら百羽以上のペリカンが上昇下降を繰り返しながら整然と列をなして飛んで行く様は圧巻というより荘厳で幻想的だった。
僕もペリカンの大群の飛翔は見ているが、こんなに長いウェーブは初めてだ。
これはきっと歓迎の挨拶だろう。
皆大興奮の一時だった。
ペリカンが飛び去った後、再びサイと日没を狙う。
ところが、ドライバーいわく、「今日の日没はだめだから戻ろう」とのこと。
たしかに雲が多いが、この言葉を信じてはいけない。
何度その言葉にだまされたことか。
ドライバーの意見を無視して、帰らずにねばってサイと日没を撮影した。
そこで今日の撮影は終了。
それにしてもいきなり盛りだくさんの内容で僕自身もびっくり。
みなも興奮状態だ。

ロッジに戻り、シャワーを浴びてから皆で夕食。
話しがつきなかったが、先は長いので、早く部屋に戻ってゆっくり休むことにする。
無事にサバンナの第1日目が終わった。

今日はサファリ2日目。
朝食後、昼食を持ってフルデイサファリの予定。
「1日出ずっぱりはたいへんだから朝食に戻る方はどうぞ、午後にまたサファリに行けますよ」と言うが全員フルデイサファリに参加。
はじめはナクル湖周囲のサファリ。
狙いはシロサイとヒョウだ。
昨日はヒョウが見れなかったので、探していたところ、前方に車が一台とまっていた。
その先には何も動物が見えない。
こういう時はだいたいヒョウが隠れている。
止まっている車のドライバーに聞いてみると、ヒョウが寝ているらしい。
遠くてはっきりしないが、望遠レンズで覗いてみると、たしかに寝ているヒョウの頭の一部が見える。
時々頭や耳が動くのだが、起きそうにない。
しばらく待つが起きそうにないので断念して、移動することにした。
次にロスチャイルドキリン(ウガンダキリン)の群れに遭遇。
ナクル湖でのキリンの撮影はなかなか難しく、僕は20回以上来ているが、今まで良い写真が撮れていなかった。まして親子の写真は1枚もなかった。しかし今日は2頭の子ども、それも生後2日目くらいの子供と今日生まれたばかりのかわいい子供が道からそれほど遠くない所にいる。
生まれたばかりの子供と母親とのキスシーン、それに父親まで加わった家族の触れ合いの写真が撮れて大満足だった。

その直後、シロサイの親子を発見。
子供は眠っていて、そのそばに母親が付き添っていた。 至近距離であまり動かない。 子どもが母親の影に入ってしまい、写真としてはいまいちだが、まあ見れたのだから文句は言うまい。
この撮影の後、ボゴリア湖まで遠征することにした。
ナクル湖を出る前にジャッカルの家族やオオミミギツネを見かけたが遠くて写真にはならなかった。
ボゴリア湖は車で約2時間半、ナクル湖以上にフラミンゴが多いことで知られている。
しかし、行ってみると、今年はそれほど多くはなくて残念だった。
ここには温泉があり、熱湯が吹き出ている。
添乗員の早川さんの発案で、途中の村で卵を買い、ここの湯で温泉卵を作ってみんなで食べたが、
弁当の卵と全然違って美味だった。
移動で思いのほか時間がかかってしまったので、湖畔で食事をしてからサファリをせずにすぐにナクル湖に戻ることにした。ナクル湖でもっとサファリをしたいからだ。
ナクル湖に戻った後、ペリカンの群れ、トキイロコウ(東アフリカではよく見られるコウノトリの1種)などの撮影後、ライオンの雄を発見。
ライオンは湖畔に座っていた。ここはオフロードできないので、通常はなかなかライオンに近づけない。
このライオンは幸いにも道のそばにいたので、かなり寄ってフラミンゴをバックに撮影できた。
近くにさらにもう1頭のオスライオンがいたが、どうも昨日見た群れの1部のようだ。
昨日見た後,夜中にバッファローを倒したようで、湖畔に死骸がころがっていた。
そろそろ日没が近い。

草原が美しいオレンジ色に染まるなか、インパラの群れを撮影し、場所を変えて日没が良く見れる岡に向う。ここは電線がじゃまして写真にならなかったが、日没はオレンジ色に空全体が輝きたいへん美しかった。
日没後も雲への照り返しのオレンジ色の光に湖面が染まり幻想的な雰囲気だった。
初めて来た人はもちろんであるが、リピーターも大満足の様子。
リピーターの人たちもナクル湖はマサイマラなどに行く途中の中継点で、簡単なサファリをする所だと思っていたようだ。
ところがここは一週間くらいいても飽きない素晴らしい所なのだ。
主催する僕としても、皆さんが満足してくれてうれしかった。
明日から、動物王国・マサイマラに移動する。

サファリ3日目。
今日はマサイマラ国立保護区への移動日。
朝7時15分にナクル湖のライオンヒルロッジを出発し、5時間以上かかってマサイマラ国立保護区の入り口に到着した。
マサイマラまでの道は年々良くなってきているが、到着するまでの2時間は相変わらずの悪路だ。
公園内に入るとシマウマやヌーの群れがだんだん姿を見せ始め、思っていたより(今年はヌーの到着が遅いとの話しであった)数が多いので一安心。
さらに車で1時間半ほど行き、やっとマサイマラのほぼ中央に位置するセレナロッジに到着した。
この周辺にはまだヌーが来ていない。
ここではヌーの川渡りを狙っているのだが、はたして最終日までにヌーが来てくれるだろうか?
ちょっと心配である。
午後2時頃にロッジに到着してから昼食。
ここは小高い岡の上に建てられ、ロケーション抜群である。
初めての人は景色の美しさに感動している様子。
一休み後、午後の4時からサファリに出発。
まずは周囲を偵察するが、周囲には動物があまり多くなかった。
見られるだろうかと不安がよぎった矢先、立派な雄のチーターを見つけた。
いきなりチーターが見れて僕としては一安心。
普通のツアーならこれで満足かもしれないが、僕のツアーはこれだけで終わらせない。
皆になんとか狩りのシーンや親子の姿を見せたいと思っている。
しかし、今回はこの地区に子どもがいないとの情報を得ていたので、狙いはチーターの狩りのシーンに絞った。
ところが、このチーターは満腹状態で動く気配がない。
こういう時は絶対に狩りをしないので粘っても仕方がない。
セレナには4泊するので、きっとこの後狩りのシーンを見るチャンスがあるだろう。
移動して別の動物を探すことしたが、今日は空振り。
日没後ロッジに戻る。

サファリ4日目。
今日もマサイマラ・セレナロッジに宿泊。
一日このあたりをサファリの予定。
日の出を見るために、朝6時に出発。
ここの日の出時間は6時45分くらいなので、まだあたりは真っ暗。
ドライバーたちは日の出と動物を撮るため必死で動物を探している。
6時半くらいまではほとんど動物が見られなくて少し不安になった時、僕のドライバーがゾウの群れを発見。それにしても彼らの視力は抜群だ。
今までツアーのメンバーはマサイマラに移動する途中に遠くにいたゾウを見ただけだったので、大喜び。
ちょうど日の出の時にゾウの撮影ができた。
「なんだゾウか」と思う人がいるかもしれないが、日の出時間にゾウの群れを撮影できることは少ないのだ。
僕自身もほとんどない。いつもブッシュに向かって足早に移動してしまうのでなかなか撮影できない。
これはチャンスなのだが、光が弱く撮影は難しかった。
しかし日の出後は光が回ってきて、ゾウの群れを連写連写。
みな撮りまくっている。
ゾウの群れが少しばらけだした頃、遠方にさらに大きなゾウの群れを発見。
小さな子ゾウもたくさんいてまたまた連写。
みな「すごい!すごい!」の連発だった。
一段落したところで、朝食を持って午前中のサファリに出ずっぱりの組(がんがんサファリ組)みと、朝食にロッジに戻る組(のんびりサファリ組)に分かれた。
僕のツアーは、このようにがんがんサファリもできるし、のんびりサファリすることもできる多様性が一つの特徴だ。
戻る組はゆっくりロッジで朝食を食べ、午後のサファリまでのんびりすごす。
がんがんサファリをするだけがアフリカではない.
のんびりとロッジの中で景色を眺めたり、プールサイドでさわやかなアフリカの風に吹かれながら読書するのも気持ちが良いものだ。
僕は当然サファリ組。
妻が戻る人に付き添う。
しばらく動物はあまりいなかったが、やがてシマウマの大群に遭遇。
その後トムソンガゼルの生まれた直後の子供を見つけ、親子の触れ合いを撮影。
生まれたばかりなので、比較的近くに寄って撮影できた。
これが数時間経つと子どもたちは早く走れるようになり、撮影が困難になる。
ふたたび動物を探して車を走らせていた時、チーターがこちらの方に走ってくるのが見えた。「ハンティングだ!」と思ったが、いつもなら体勢を低くしながら忍び寄るはずのチーターが体を隠さずにどんどん進んでくる。そばにいたトムソンガゼルはいっせいに逃げてしまった。「なんて狩りがへたなやつだ」と思った直後、先程撮影したトムソンガゼルの子どものことを思いだした。トムソンガゼルを蹴散らしたチーターは、どうも子どもの存在に気付いていたようだった。生後間もない子どもは走るのが遅いので、襲われた時は草の間に座りこみ、岩に化けようとする。たしかに岩と区別がつかないほどうまく隠れる。さきほど見た子供もじっとうずくまりながら危険が去るのを待っていた。しかし、チーターは少しずつ子供のほうへ近づいてくる。
子どもまであと1m、というところで子供は突然走り始めた。しかし、走力の差は圧倒的。すぐに捕まってしまった。ところが本気で倒す必要がないためか、全力を出しきっていない。その結果、捕まえては、逃げられ、また捕まえるというシーンを何度か見せてくれた。
親に甘え、お乳を飲み、一時の触れ合いの後、餌食になってしまった子ども・・・・。
たった数時間の命であった。そのシーンをずっと見ていただけに切ない気持ちになったが、可哀想と思ってはならない。
数の多いトムソンガゼルに比べ、チーターは絶滅が危惧されている動物。
チーターだって精一杯生きていて、新鮮な肉を食べなければ生きていけない、ただそれだけなのだ。
ガゼルに弱い個体、とくに子どもがいなければ餓死するチーターがきっと多くなるはずであろう。
それにしてもいきなりチーターの狩りを、至近距離で見られるなんてなんてラッキーなのだろう。
みな写真を撮りまくった様子。
チーターが車の方に走ってきたので、近すぎて最後は写真にならなかったくらいである。
その後、川沿いにカバやワニを見ながら昼にロッジに戻った。

午後のサファリは3時45分から。
全員が参加。
そろそろ疲れが出るころなのだが皆元気である。
出発前に、昼間ヌーの群れが川を渡ったとの情報が入る。
実は午前中の帰り、川岸にヌーの群れが集結していた。
「渡るかもしれない?」と一瞬思ったが、ツアーの人達の疲労やドライバーの「渡らないと思う」という言葉を真に受けて、待つことをやめてしまった。
ちょっと残念であった。
しかしまだチャンスはあるだろう。
そこで午後は川渡りをしそうな群れがいるかチェックしたが、今日はもう渡りそうな気配がない。
明日以降に期待しよう。
その後はダチョウの交尾シーンを見るが、寄った時には終わってしまった。
6時頃まで、良いシーンには出会えなかった。

その時、遠方の地平線にキリンがいるのを発見。
僕の車に同乗していた人(僕のサファリでは1回のサファリで1人僕の車に同乗して撮影指導やいろいろな話しができる)はキリンが見たいとの希望があったので、絶好のチャンス。
太陽は野焼きの煙のせいで光が弱い。
その日没前のオレンジ色の弱い太陽光を入れて地平線に並ぶキリンを撮影できた。
僕の車に同乗していた人は大感激の様子だった。
もう日没である。
キリンと日没を撮りたかったが、キリンがブッシュに入ってしまったので、新たなターゲットを物色。
すぐそばにシマウマがいたので沈み行く真っ赤な太陽とともに撮影。
ちょっと暗かったか?
それにしても今日は上出来の1日だった。

サファリ5日目。
今日は朝の6時から夕方の7時までの13時間のフルデイサファリ。
1人を除いて全員が参加。
まず最初に、日の出とゾウを狙うが、昨日あれほどいたのに今日はゾウに1頭も出会えず。
他に動物もいなく、せっかく朝の光線状態がよかったのに残念。
樹上のハゲワシとともに日の出を撮影し、チーターを探しに行った。
 

やはりチーターにはついていて、すぐに出会うことができた。
昨日会ったメスで、見つけた時はすぐにでも狩りをしそうな雰囲気。
寝そべっていたチーターがすっと起きあがりあくびをはじめた。
そして、耳がピンと立ったところを僕は見逃さなかった。
耳がたつのは緊張した証拠。「これは狩りをする」と直感で感じたので、ドライバーに「急いで前に行け」と言うが、ドライバーは「まだ狩りはやらないよ」とのんびりしている。
直後に走りだすチーター。
そして、あっという間にトムソンガゼルの子供を捕まえてしまった。
ドライバーの大失態だ。
何も言わないが、さすがに彼は反省している様子。
まあ、このあと頑張ってくれるだろうと期待して、この時はあまり注意はしなかった。
その後はあまりめぼしい被写体はなかった。
昼前に川に向う。
カバやワニを見るのと、川渡りをチェックするためである。
ヌーの群れは川の近くまで来ているのだが、渡りそうな気配はない。
今日は駄目と判断し、ヌーの大群がいるキーコロック地方に移動した。
ヌーの群れは大分こちらの方に近づきつつあるが、はたして明日までに川を渡ってくれるのだろか?
5時半頃に日没の撮影のため、戻り始める。
残念ながら今日は光が弱く、夕陽は駄目であった。

13時間のサファリのわりに皆疲れを見せずに元気いっぱい。
夜ロッジで友人の写真家・大西靖さんに会う。
彼の話では公園の外にチーターの親子(お母さんと2ヶ月の子供が2頭)いるとのこと。
車に慣れていてぜんぜん逃げないので撮りやすいらしい。
僕自身、明日は川渡りのほうに行こうか、チーターの親子を狙おうか(ここから片道2時間以上はかかる)迷ったので、皆の希望を聞くことにした。
意見は分かれ、ヌーの川渡りを狙う組が9人(僕を入れて)とチーターの子供を狙う組が4人(添乗員の早川さんを入れて)となった。
さてその結果は・・・。

サファリ6日目
今日はチーターの子どもを見るために遠征(片道2時間半)をする組とヌーの川渡りを狙う組にわかれて出発。
僕はツアーのメンバー8人と川渡りを狙う。
朝6時に出発して日の出を狙ったが、今日の日の出はあまり良くはなかった。
その後チーターを探していた時、向こうから親からはぐれたヌーの子供が走って来るのが見えた。
良く見ると後ろからチーターが追いかけているではないか。
しかし距離が離れているせいかゆっくり走っている。
「それにしても随分長い距離を走るなあ」と思っていた。しかし、少しずつ距離をつめていき、さあ捕まえると思った瞬間、ヌーの子供のほうが最後の力をふり絞ってチーターをふりきって逃げた。
狩りに失敗したチーターはとぼとぼ歩きながら息を調えているが、どうも足を怪我しているらしい。そのために全力で走らなかったようだ。
この先、このチーターがどうなるのか心配であった。
その時、疲れて座っているチーターのそばに1頭のジャッカルが寄ってきてさかんにほえたてる。
ジャッカルは「ワン」と犬のようになくのである。
どうもそばに巣穴があって子供がいるためにチーターを威嚇しているらしい。
しかし、チーターのほうはまったくの無視。
この2頭のからみは面白かったが、それ以上の進展がなさそうなので移動することにした。
すぐにハリアーホーク(鷹の一種)の幼鳥を発見。
この鳥はおもしろい習性がある。
木の穴や崖に作られた穴に足をつっこんで中の獲物(鳥の雛など)を捕まえる。
羽を羽ばたかせながらねじ込むように木の穴に足を入れ、ごそごそと執拗に中を探っていた。やがてトカゲを捕まえ、地面に降りて丸のみをするところまで観察。
これはなかなか見れないシーンで、僕もはじめての経験だった。
その後は山の上にライオンが寝そべっているのを発見するが、遠すぎて撮影にはならなかった。
この地域でこんなにもチーターが良く見れて、ライオンが見にくいのは初めてである。
毎年違うから面白いのだが・・・。
その後、川にヌーをチェックしに行く。
最初のポイントにはヌーはほとんどいなかったが、次のポイントでは数百頭の群れが渡りそうな気配。
暑い中、5時間ねばってみたが、どうも渡りそうでいて渡らない。
そのうち群れは川から離れてしまい、午後4時前にギブアップ宣言をしたが、みな残念そうであった。
川渡りの予想ははなかなか難しい。
僕は慣れているが、初めての人にはつらい待ち時間であったろう。
渡ればそんな苦労は一瞬のうちに消えてしまうのだが・・・・・。

チーターの親子のほうに行った組は念願の子供を見て大喜びだったとの無線が入ってきた。
2つにグーループをわけるとこういうことが良くおこるが、それは自然相手なのでしょうがない。
それにしても見れなかった人達もみな大人で、待った時間も良い経験ととらえてくれたようだ。
4時前に断念し、キーコロックのほうに向う。
そこにはおびただしい数のヌーの群れ。
今年はヌーの移動が随分遅れているようだ。
その後、ライオンとハイエナの餌の奪いあいを見た。
そして今日最後の狙いは日没とキリンを狙ったが、少しずつタイミングをはずし、撮影までには至らなかった。
どうも今回はチーターにはついているが、ヌーははずしているようだ。

明日の早朝サファリでツアーの人達とはお別れである。
最終日はどんなシーンが待っているのだろうか。

サファリ7日目
今日はツアーのメンバーと別れる日。
早朝サファリをいっしょにして、朝食を共にしてから、ツアーメンバーはナイロビに向かう。
僕はマサイマラ国立保護区の外にあるコイヤキレメク保護区にあるボヤージュ(以前の名前はパラダイス)というロッジに向かう予定。
まずは早朝サファリから。
いつものように早朝6時に出発。
今日の日の出は良かった。
シマウマの群れをバックに日の出を撮影。
シマウマのまわりを小鳥が飛び交い、その羽が逆光に光ってきれいだった。
その後、チーターを探すことにしたが、またもやチーターが獲物を探しているのを発見。
4日連続狩りが見れるかも?
しかし、狙いはするがすぐに相手に気付かれてしまい、なかなか狩りをするところまでいかない。
しばらく待ったが、朝食に戻る時間になってしまった。
それにしてもチーターづくしのツアーであった。

ロッジに戻り、食事後、荷づくろいをしてから皆で集合写真を撮って別れた。
今回は初めての人が9人、リピーターが2人であったが、みなそれなりに感動してくれたと思う。
何が見られた、見られなかったではなく、この体験を通してその人の中で何かが変わればそれで良いと思っている。

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